平成16年表彰式 (平成16年3月28日開催)
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歌詠みの里としての勿来の関のPRのため、昭和62年より行われている「勿来の関歌会表彰式」が、3月28日(日)国民宿舎勿来の関荘にて開催されました。

勿来関文学歴史館と勿来の関荘に備え付けの短歌ポストで募集し、去年3月から今年2月までの1年間で県内外から363首の作品が寄せられました。
市短歌連盟会長の阿部良全先生、NHK 文化センター短歌講師の水竹圭一先生、未来会議の舘会長による選考会の結果、入選作5首、佳作10首、合計15首が選ばれ、表彰されました。

→右から選考委員の水竹先生、阿部先生、未来会議舘会長です。


表彰者への
「賞状」
「盾」
「記念品」

3点です
入選作 5首
★いわき市長賞
悠久の時の流れに身をゆだね
         勿来の関は秋風の中

                福島市 加藤 悦子

★いわき市議会議長賞
「とおせんぼ」ひろげる君の腕をとる
          勿来の太き松の木のした

              埼玉県   佐々木通代

★いわき市教育長賞
声の糸を木霊(こだま)のように引きながら
             林の道を子等下り行く

                埼玉県 池田 佳子

★勿来関文学歴史館館長賞
またくるね おじぞうさまにおやくそく
        こんどはおいもをたくさんもって

          いわき市中央台 もろはしさな

★勿来ひと・まち未来会議会長賞
展(ひろ)ごれる遠海原を借景に
      勿来の関の松籟(しょうらい)を聴

           いわき市内郷  菅原 和歌
 

市長賞の加藤さん

文歴館長賞のもろはしさんは小学2年生の受賞となりました。

四家市長、選考委員の先生と受賞者の皆さん
★佳作 10首                
だれかより義家ずつと美男子と     
      像を指しつつ笑ひぬ妻は

    いわき市遠野町 吉田 健一

秋深き勿来の関に父のこえ    
    母のこえ聴く海の青さに

 いわき市小名浜 さいとうみのる

落日の勿来の関の碑に立てば
   愁ひ深げに萩の揺れゐる

    いわき市常磐 後藤 重造

秋の日に勿来の森を歩いたら
いちょうの葉っぱがわらっていたよ

    いわき市遠野町 岡部広太郎

高くなき丘の詩碑など巡り読む
 石あたたかき春陽のなかに

       
埼玉県 上田 博子

いにしへの関所が守を続け居る
     名残の桜海かけて散

       東京都  安田 靖子

みちのくの誇りを秘めて松は鳴る
   来る勿れとは誰に言ひしや

    いわき市泉町  伊藤 雅水

すれちがう心の奥をみるように
      関の黒松雨に濡れゆ

   いわき市東田町 中根 有一

義家の弓持つ像を仰ぎつつ
 勿来の関に時鳥
(ほととぎす)
      千葉県  安田三代子

関跡は花の吹雪のとめどなく
   入選歌に見る逝きし人の名

     いわき市内郷 平井 改江

受賞式の後、選考委員の阿部先生と水竹先生の講評がありました。

勿来の関荘1階の食堂にて、昼食を食べて解散となりました。
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